続学舎とは
近年、情報化社会の急速な変化と度重なる災害に直面して目まぐるしい日々ですが
そのような中でも教室に来てくれる生徒たちはこれまでと変わらずたくましく学習をしてくれています。ふと、
「こんな風景がこれからも続くといいな・・・」
ほんわかとした、ちょっとした希望にも似た暖かい気持ちになりました。
私自身、これまで何気なく続いてきたことに無頓着でした。
むしろそれが当たり前であるかのように生活していた、と今さらながら気づかされます。
「当たり前のように仕事をする(ができる)」
「当たり前のようにご飯が食べられる」
「当たり前のように友達と遊べる」
「当たり前のように家族と・・・」。
コロナ禍で全国一斉臨時休校になった際、密を避けて生徒たちを教室に呼んだことがありました。
本来新学期にやるはずの学習をするためです。
皮肉にもそのときの生徒たちの意欲たるや!びっくりするくらいです。
「このまま学校に行けないのなら、ぼくらの勉強はどうなるの?」
そんな言葉すら出てくる始末です。
そのとき、ある言葉が浮かびました。
「続けること」
悲しい出来事も絶えない日々ですが、「崩された…」「失われた…」と嘆いていても始まりません。
むしろ自分たちの生活や学びを足元から見直す機会が与えられ
「よりバージョンアップして復活させる」そして「新たに創造する」時代へと編入したと捉えるべきではないでしょうか!
そのためにも、「学び」を止めてはいけない!多くの同業者が掲げてきたフレーズだと思いますが、これって意外と難しい!!
我々の掲げる『続学』とは、
①学習時間、習慣を止めない(時間的な継続)
②未習内容、未定着を作らない(質的な継続)
③意欲、やる気を高める(精神的な継続)
このような時代だからこそ、これら『続学』を使命としてこの教室を存在させなければならないと思っています。
そして私自身も、目の前に通ってくれる生徒たち、通わせてくれる保護者の皆様、一緒に働いてくれるスタッフ、みんなで学べる教室・・・。
すべてを当たり前に思わず、《感謝》の心を忘れずに、今日も元気に皆さんのお越しをお待ちしたいと思っております。