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2026-03-10 12:30:00

令和7年度高校受験の総括~入試分析~

3月7日(土)の「山形県公立高校後期(一般)選抜」が無事終わり、当教室の生徒たちの受験もいったん今年度は終了となりました。

さて、本年度の山形県公立高校入試について、分析を交えて少しお話をしたいと思います。

なお、入試問題の掲載は本ページではいたしません。入試問題は教室にございますので興味がある方はぜひお尋ねください。

※あくまでも塾長個人の分析・見解です。ご指摘、ご質問は塾長個人にお願いします💦

 

【国語】難易度:例年通り

〈第1問〉小説文(文学的文章)

〈第2問〉論説文(説明的文章)

〈第3問〉古文(古典文学)

〈第4問〉漢字書き取り、発表の仕方

〈第5問〉課題作文(240字以内)

 全体的な出題の配列や文章量などは例年通り。第1問の小説文は高校生が主人公の身近に感じられる内容であったことで、受検生には読みやすい文であったと思う。ただし、「ばつが悪い」「(解答の)配慮」や比喩表現などの問いが続いていることで、日ごろから慣用的な言い方やたとえ表現、教科書に出てくるレベルの語を使いこなす習慣が試験で問われている印象を受ける。第2問の論説文は難しい語句や哲学が引用されたりしている文章であることで、内容的にはやや読みにくい問題だったかもしれない。ただし、説明的文章を解くときの基本的な読みとり方である「(対立する)二項の関係を読みとりながら進める」ということに慣れているならば、ある程度は対応できるレベルの問題ではある。第3問の古文も標準的なレベルの問題であるため、古文の問題にどの程度慣れているか、というこが受験生としての分かれ目であると思われる。第4問は「発表の仕方」という最近の国語で求められているプレゼン力などの表現に関する出題である。資料の提示の仕方や意図、発表の工夫などを意識して捉えることができるか、という点を出題しているが、こちらも国語の授業で培われる力というよりは日常的な会話の仕方やコミュニケーションの仕方などを根底に求められる設問であると捉えている。第5問の課題作文は予想通りグラフ等の資料を読み取っての意見作文である。このパターンは一番対策しやすいかと思い、受験生たちにとっては決して難しいテーマではなかったのではないかと考える。

 

【数学】難易度:難化

〈第1問〉計算問題、確率、自然数の性質、箱ひげ図の読取

〈第2問〉関数とグラフ、立体の体積(説明)、方程式を利用する文章問題、作図

〈第3問〉関数の利用(総合問題)

〈第4問〉図形の利用(総合問題)

 出題問題の配列や量などは例年通り。第1問の確率、自然数の性質(数列の和)および箱ひげ図の分析については、一つひとつを丁寧に考えて解いていけば解けなくはないレベルの内容だが、残りの問題への時間配分を考えると序盤としてはややしんどい問題かもしれない。第2問は最後の作図の問題が圧倒的に今年度の難易度をあげた原因の一つと感じる。私個人の指導として作図問題は「完成図を予想してから考える」ということを徹底しているわけだが、本題に関してはそれだけでは足らず、図形的な経験に基づいた「ひらめき=直観力」が必要な問題と捉えている。ただし、なんとなく作図方法を一つひとつおっていって正解にまぐれ的に辿り着く受験生もいる可能性もはらむ問題でもある印象を受ける…。第3問の関数総合も例年と比べて難易度が上がった問題である。中学生の駅伝競走大会を題材とする「道のり・速さ・時間」の問題であるため、一見標準的?と思われるが、「時間」と「2人の選手の距離」の間の数量関係を問う関数になっていること。2校の選手が5区と6区でそれぞれ入れ替わり途中混在していること。そして、何よりもリード文が長いこと!!!これらすべてが受験生にとって「???」という印象をまず与えることになる、と思うと難易度が上がった印象をうけるのは想像に難くないと思われる。一方で第4問の図形総合問題は例年通りの標準的なレベルの問題であるため、結論から言うと、どの問題にどの程度の時間をかけて解いていくのか、などという戦略的な解き方を行うトレーニングが勝負の分かれ目になるような問題であったと捉えている。

 

【社会】難易度:例年通り

〈第1問、第2問〉世界地理、日本地理

〈第3問、第4問〉原始・古代~近世、近現代

〈第5問、第6問〉憲法・政治、公民総合

 全体的にすべて例年通り。出題傾向としても地図やグラフ、表、写真などの資料をもとにした出題であるため、過去問等を練習してきた受験生にとっては特段慌てる感じの問題ではなかったと思われる。第1問世界地理、第2問日本地理においては、各地域の基礎的な特徴に関する用語等の知識が定着していれば解答できる。ただし!第2問の最後のグラフ、表の読取に関する出題は難しかったかと思う。「割合数値」」で考えていいのか「実際の数値」を求めて考えるべきか、あるいは「関東地方とは?」「静岡県と隣接する県は?」など、総合的な知識をフル稼働させながら正しい選択肢を選ぶという問題になっているので、このあたりの難易度が今後標準的になっていくのではないか、と捉えている。第3問、第4問の歴史分野は特段難しい問題は出題されていないのでは、と私は考える。第5問、第6問の公民分野も教科書に標準的な内容ではあるが、第5問が「法の支配」をテーマに『憲法』や『政治』を出題し、第6問でそれ以外の『経済』『国際』などの多領域を総合的に出題する、という形式がここ数年続いている。ただし、公民分野の用語は中3生にとっては多くは難しい語が多く、それでいて似たような語が多いようである、と感じている。例えば今回の解答にも使われた「請願権」とは別に「請求権」も学んでいる。あるいは「公的扶助」の中に「生活保護(制度)」などがある、なども同様である。したがって、設問がどの語を問いているのかという「読解力」が特に求められる分野でもある。

 

【理科】難易度:易化(または例年通り)

〈第1問、第2問〉生物領域。植物の分類、動物の血液、顕微鏡の使用法、遺伝に関する総合的な問題。

〈第3問、第4問〉地学領域。雲のでき方、太陽の黒点観察の問題。

〈第5問、第6問〉化学領域。物質の状態変化と密度、水溶液の中和の問題。

〈第7問、第8問〉物理領域。電磁誘導と光の性質(屈折・反射)の問題。

出題される順番や問題の配列などはほぼ例年通りである。大問ごとに出題される記述形式での解答を求める問題も典型的な出題が多い。受験生としては比較的とりくみやすい試験内容ではあったのではなかろうか。ただし!特徴的な進化があったこととして、選択問題において「一つ選びなさい。」だけではなく「すべて選びなさい」という複数回答の可能性がある出題形式が数問出されていたことが上げられる。これは、以前から全国的には主流であったが、ようやく本県もこの流れになったのではなかろうか、という印象を受けた。また、地学領域、化学領域、物理領域なとでは例年数問計算問題が出題されるが、今年は少なめであり、難易度の高い計算を求める問題は見られなかった。あえて言うならば、第5問の化学領域における「固体のロウの密度を求める」問題については、観察や実験を通して得られた数値を総合的に組み合わせて必要な値を導く必要がある、という点が難しかったのかもしれない。また、中和についての問題についても計算などの複雑な問題は見られないが、何について質問されているのか、ということをしっかりと考えてから解答をしないと、半端に感覚的な解答をすると誤ってしまう問題があった。

 

【英語】 難易度:やや難化?

〈第1問〉リスニング

〈第2問〉適語・適文補充、英文整序

〈第3問〉資料に関する対話文

〈第4問〉英語長文

〈第5問〉条件英作文

問題配列、及び文量や語数等は例年通り。第1問のリスニングは昨年同様に設問3において、内容を聞いて書き写すだけではなく文法的に適する形で複数の単語を入れる出題がなされた。リスニング問題全体としては、かつてのように聞こえてきた単語を何となくその場で暗記してそれらが解答になる、などという簡単な問題は少なくなり、音声から流れる英文の「内容」までをしっかりと聞き取り、その「内容」を理解した上で解答しないといけない読解力が求められる。第2問は例年通りの標準的な問題であり、整序問題も例年通りここで中学3年間でやや難しいと思われる文法を出題している。丁寧に解かなければならない出題パターンであるため、日ごろの学習姿勢が問われると考える。第3問の対話文は比較級等の基本文法をはじめとする英文の内容が正しく読み取れると、そんなに複雑な問題ではない。第4問の長文は1ページ目いっぱい書かれる英文を読み、その後内容読解及び英文完成などの問題が6問続く総合問題である。したがって第4問に辿り着くまでにどの程度の時間を残しているのか、またはどの程度時間をかけるか、というある種「訓練」がどの程度受験生たちになされてきたかがまず大切になる。その上で、本年の内容は英文自体は標準的な内容ではあるが、主人公のスピーチ内容に複数の人物が登場するため、主人公と登場人物との会話などの関わりを一つずつしっかりと整理していく事が必要となる。つまり、内容読解がどの程度素早く、的確にできたか、ということが分かれ目であると考える。そして、第5問は英問英答による英作文問題であるが、これもここ数年続く典型パターンである。英問自体は難易度は高くないので容易に質問の意図は捉えられたのではないか。反面、25語以上を使って作文しなければならないので、「文法的に」「正しい語で」(できる限り「論理的に」)質問に対する回答として作文をしていくことが求められる。今後もこのパターンは続くため、日常的に単語を正しいつづりで書くことと基本的な文法を確実に定着させること、この2点が最低限求められる。

 

【まとめ】

いや~、今年の入試は、とにかく新しいもの尽くしの1年でしたね、、、

・新入試制度「前期・後期制入試」

・WEB出願

そして、全体的には「例年通り」っぽい試験ではあったと印象を受けますが…

・新傾向な感じの入試になってるっぽい!

例えば、数学の関数総合における「1ページをまるまるぜいたくに使ったリード文」。その中に隠れている情報をしっかりと読み取り、グラフや式とリンクさせていく、、、

あるいは、理科における「すべて選びなさい」という出題形式。このパターンは選択肢すべてについて「〇か×か」を考えていかないといけないため、消去法で~というテクニックが使えなくなります!

あるいは、全科目通していえる「読解力」を根本的に求める出題形式。個人的には「これって数学?」「これって英語力?」と疑いたくなる問題もありますが、それはさておき「たくさん与えられる情報」から「正しい、的確な情報を得る」力が求められるテストに少しずつ変化している、と印象を受けました。

そうです、それって、、、つまり…

【大学入試】を意識した出題になってきた~~~…(;^_^A💦💦

でも、私は焦っていませんよ。なぜなら、こうなることは数年前から考えていたから!

私たちは準備をきちんとしております✋ 

今回の受験生たち、そして過去の先輩受験生たちにも秘かにその育成はしてきたつもりです。

その一つの証が今年度の高3受験生たちの実績かと( ̄ー ̄)ニヤリ

そして、これから受験生になる後輩たちもどうか安心してください。

今まで皆さんとともに学んできたこと、学ぶときにお話をしてきたこと、

すべては先ほどの話につながることばかりです💪

引き続き、皆さんとともに先を見通したゆるぎない学びを続けていきましょう😊

進学塾CORE-UP塾長 堺 真一

 

2026-02-22 17:10:00

入試直前の時期に~合格出陣式より~

3月7日(土)の公立高校後期一般入試まであと2週間となった中3受験生。

また、いよいよ今週の二次(個別)試験前期日程に臨む高3受験生。

教室としては、たくさんいた受験生たちの最後の「入試」が迫ってまいりました。

今年度は、まもなく公立高校後期一般入試の倍率が発表される時期でもあるため、

2週間前の2月21日(土)に中3高校受験生を対象に『合格出陣式』を実施しました🌸

 まずは、高校生の先輩たちからの激励とアドバイス!

【高1女子】「高校はとても楽しい!中学校の時に経験できなかったこと、人と交わる世界も広がります!!確かに勉強は難しくなって、中学の時と比べものにならないほど大変だけど、それ以上に得ることがたくさんあります★ だから、今もう少しだけ辛抱して、明るい未来のために残り2週間歯を喰いしばってがんばってください✨」

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【高2男子】(※スライドを使ってのアドバイス)

「時間をうまく使いましょう。焦る時期だとは思うけど、基本の確認。できることからコツコツと。自分にできることをしっかりとやること。あと、体調管理は絶対です。今の時期に体調を崩すと後悔してもしきれません…。 余談ですが只今、ミラノ・コルティナ冬期オリンピックが開催中です。入試年のオリンピックは試験のネタになりやすいかと思うので、地理的な位置関係や歴史に出てきたりしているところはおさえておいた方がいいかと思います…」

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二人とも、自身が越えてきた高校受験だからこそ、今の受験生たちに直接ささるアドバイスをしてくれました★

 

そして、教室からプレゼント🎁として、

🌸合格祈願の御札

🌸合格(五角形)鉛筆

🌸合格あめ🍭

御札は塾長である私が受験校と受験者名を直接お札に「一筆入魂🔥」

1人ひとりの進路実現を思い描きながら心を込めて書かせていただきましたよ🖌

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この時期は、様々なものに心が動かされると思います。

・私立や前期で受験を終えたクラスメートたちのざわめき

・教師、親などが心配に思ってかけてくれる言葉

・思い通りにいかない受験勉強

・まもなく発表される入試倍率

ともすれば、すべてが敵のように思える心境の受験生がいるかもしれません。

つまり、ここからは【自分自身】との闘い

【自分自身】と向き合い、【自分自身】のことだけをしっかりと考える。

結局受験は1人で臨みます。当日は他の誰も助けてくれません。

厳しいですが、この受験は15歳の中3生が【自分自身】を大きく成長させることができる、絶好の機会です!

2月最初の志望校決定をするとき、一人ひとりに私が問うたこと

「何点取って志望校に入学する?」

それぞれが今の自分の力を自覚し、己の可能性を信じて設定した合格するための入試当日の【到達点数】

今一度、それをしっかりと思い出しましょう!

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泣いても笑っても、試験本番までは残り2週間。

どんな過ごし方をするのか。どのような取り組み方をするのか。

15の皆さんには、ぜひとも自分自身の【頭】をフルに使って、【心】と真正面から向き合って

志望校へと突き進んでほしいと願っています。

4月には望む制服を着て願っていた校舎で学ぶあなたが絶対にいる🌸

がんばろう受験生💪

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2026-01-06 15:58:00

新年のご挨拶~2026~

新たな一年が始まりました。皆様、明けましておめでとうございます。

今年は、午年(🏇)です。

総理の所信表明のように、私自身も馬車馬のごとく働く1年にしたいと思っております😊

 

さて、早速2日、3日と中3受験生を対象に「正月オンライン特訓」を行いました。

私立高校の過去問題を演習し、大切なところや重要ポイントを解説する2日間でした。

受験生にとって、年末年始の1分1秒はとても大切なのは言うまでもありません。

一方で、家族などとゆっくりと過ごすこの時期の時間も、長い人生においては大切なものです。

では、なぜ勉強をしてもらうのかというと、、、

続けること

が大切だからです。どんな状態であっても、いかなる状況にあっても、少しでもいいから続けることです。

具体的には、「机に向かう」「鉛筆を持つ」「頭を使う」ことです。

これらは、意識をして自らやろう、と思わないとできません。

でも、これが意外と難しいのです!!!

まして、多くの受験生は、まだ人間的にはまだ成長段階であり、ときに脆く弱い存在です。

周りの大人の協力なしでは成し得ないのも事実です。

 

進学塾CORE-UPとして臨む3年目。

進学塾CORE-UPもみなさんと同じくまだまだ未熟な成長段階の教室です。

私たちは、生徒だけではなく保護者の皆様のお陰、地域の皆様のおかげで成り立っていると常に心に留めております。

どうか、山形の子どもたちの健やかな学びを続けられるよう、

本年も何卒よろしくお願い申し上げます🎍

続学舎(代表)/進学塾CORE-UP(塾長) 堺 真一

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↑↑正月オンライン特訓の様子です💻

2025-12-27 10:20:00

年末に思うこと~2025~

2025年もあと数日です。コアアップでは毎日冬期講習・冬期直前講座の真っ最中💪

その中でも【受験生】という立場の方々は、必死の思いで取り組んでいます😊

 

さて、私は今、自宅にてこれを書いています。

3人の子どもたち(高1、中1、小3)も冬休みに入って最初の土曜日。

久しぶりに何もなく3人がそろった土曜日です😊

妻も朝から仕事に行っているため、残された3人の子どもたち。

〈さて、どう過ごすものか…???💦〉(私)

 

朝食を食べているときに中1次男が

「久しぶりに何もない土曜日だから、午後から友達のところに遊びに行くね。だから、午前中のうちに宿題をやった方がいいよね?

〈おっ!少しはちょっと先を見通して行動するという考えが芽生えたかな???〉

予告通り朝食後、次男は宿題を始めました。

 

3人で一番ゆっくり起きた高1長男🚹

朝食後、シャワーを浴びて、何も言わずに机に向かい課題に取り組んでいるようです。

〈言われなくても自分の中でやらなければならないことがわかっているようだ😌〉

 

〈さて、小3娘は何をしているのかな?〉

いまだ寝起きの格好でテーブルでお絵描きをしておりました💦

「お兄ちゃんたちは冬休みの宿題をしているよ。〇〇(←娘の名前)も一緒にやらない?」

はじめは嫌がっていましたが午前中のうちに宿題を行えば、

午後から好きな雪遊び(この日山形は久しぶりに降雪❄)ができるよ!と言ったら食いつきました( ̄ー ̄)ニヤリ

 

そして、今仲良く互いに茶々を入れながら(?!)宿題や課題に取り組んでいる我が家の子どもたち…

こんな日が来るとは夢でしょうか😭 うん、きっと夢でしょう( ̄ー ̄)ニヤリ

たった1日だけの儚い夢のような時間かもしれませんが、間違いなくその一瞬は訪れました😭😭

 

と、何も我が家の子ども自慢をしたいわけではございません(すみません💦)

今回うちの子どもたちとのこの日のやり取りを一つのサンプル(?!)と捉えたとき、

とあることが頭に浮かびましたので、文章として認めてみたいと思った次第です✋

 

 

教育界に限らずあらゆる分野で永遠のテーマのように語られる【やる気の出し方】【行動の起こし方】

この類のお話は、教育界に限ったことではない永遠のテーマのようなものかと思います(*´з`)

勉強を教える立場の者として、または子を持つ親として、幸いいろいろな方からこれらのような相談を受けることが多いです。

今回の我が家の子どもたちの行動を見て、一つ頭に浮かんだことがあります。

『なぜやらないのか…』『どうすればやるようになるのか…』

これには、様々な段階が子どもたちにあると思いました。それは…

 

① やらないければいけないと思っている。しかし、行動に起こせない『何か(不安要素など)』がある。

② やらなければいけないと思っている。しかし、それ以外にもっと『やりたいこと』がある。

③ やらなければいけないと思っている。しかし、それをやりたくない。

④ やらなければいけないと思っていない。

 

『帰ったらまず宿題をしてから、その後遊びなさい。』

多くの大人はこのように子どもに話すと思います。しかし、その通りに子どもはやりますか?

「えー、先にまず遊びたい!!」「後で必ずやるから~」

こんな感じになるのがオチではでしょうか?(少なくとも我が家はこのパターンです💦)

このときの子どもの段階(思い)は、先ほどのパターンで言うとおそらく②か③だと思います。

したがって、それに応じて子どもに話をしてみるのです。

 

②の場合〈何がしたいの?そうか!!それ大好きだもんね😊〉
③の場合〈どうしてやりたくないのかな?今日の宿題は難しくて困っているの?〉

などでしょうか。。。

 

また、かつてこんな中3生がいました。

入塾当初から市内偏差値が2番目に高い高校を志望して取り組んでいました。

順調に成績を伸ばしていき、11月の時期では合格判定も合格圏内をキープ

親はもちろん、私もその子に対してとても自信をもてるようになり、〈あとは健康に過ごすことだな~〉と思っていました…が…

 

12月に入ったあたりから、表情が曇ったように見えました。

だんだんと学ぶペースが落ちていき…「どうした???」という状態に💦

その子の親からは「最近合格できると思っているのか、やる気が落ちている!」と💦💦

すぐに、面談を決行( `ー´)ノ

すると、、、、その子は話しているうちにボロボロと涙を流し始め💧

『私、本当は〇〇高校に行きたいです…』

その高校は、彼女が学校や親にお話をしてきた志望校ではなく、

もう一つランクが上の高校でした!

自分には到底届くわけがないと思った(周りから止められるに決まっている)』

『(点数が伸びたからといって)簡単に考えすぎ、無理をするな、と言われると思ったので言えなかった』

『だけど、目指してみたい…と思って最近苦しくなってきた

自分が抱えている想いを言語化してくれたおかげで、彼女はようやく自分の想いを吐き出すことができました。

すぐに親も交えてお話をして、急遽一つ上の志望校を目指すことに!

(そして、彼女は4月無事願っていた高校に入学することに😊)

このケースなどは①に当たるのかと思います。

 

ひとくちに「やる気がない!」と言っても、

【どの段階なのか】

【何が要因となってって動か(動け)ないのか】

ということを察してあげないと、一人ひとりへのアプローチの仕方は異なってくるのではないでしょうか。

 

 

昭和から平成、そして現在は令和の時代。

今の子どもたちの指導に関わっている人の中には私のような昭和世代もまだまだ健在です😊

自分たちが受けてきた教育、指導が今の時代には合わない!とまでは言いません。

しかし、今の子どもたちが生きているのは間違いなく「令和」の時代であり、あきらかにあらゆる状況が「昭和」とは異なっています。

そのことを私たち大人は踏まえながら、自分たちの経験や知見を「令和版」にアップデートして伝えていく必要があるのではないでしょうか。

 

2025年、私にとっては今まで以上に嬉しいこと、楽しいことがたくさんありました😊

すべては関わっていただいたすべての方々のお陰である、と心から思えるようになりました。

そして、51年の年月を過ごしてきたゆえのお陰でもあるかと…思っております。

あと数日で52年目の日々が新たに始まります。

さらなるハッピーが待っていることを確信して…

末筆になりますが、本年も進学塾CORE-UPに多大なるご厚意を賜り、感謝申し上げます。

引き続き、よろしくお願い申し上げます。

 

進学塾CORE-UP 塾長  堺 真一

 

 

 

2025-08-18 13:56:00

「己の限界を知る」ことの大切さ・難しさ~ひと夏の経験より~

今回のお話は、私(塾長)のプライベートのお話になります…

我が家の今年の夏は、3日間の剣道合宿で締めました💪(私以外の家族全員が剣道に取り組んでおります)。

所属するチームで初めて企画した夏の合宿です。

古くからおつきあいさせていただいている県外(茨城県)の道場にお願いをして、

子どもたちと引率の保護者含めて12名で行ってまいりました。

寝袋持参で道場に寝泊まりをして、「起きたら稽古」というガチガチな!内容の合宿でした(≧∇≦)

 

さて、この3日間の合宿は小中高生全部で7名が参加しました、がっ…!!

稽古及び練習は、これまでに経験したことがないほどの、本当にとても、とーってもつらいものだったようです💦

(私はサポートに徹したので、実際にやっていた子どもたちを見ていて、または声を聴いての感想です)

稽古途中で「休んでもいいでしょうか」「面をはずしてもいいでしょうか」などと言えないくらい、

次々とメニューが提示され、わずかな合間を使って自分でなんとか水分と塩分を補給する…そしてすぐに持ち場に戻る…、

これが1日目の最初の稽古から最終日5回目の稽古まで一貫して行われました💦

 

私自身が大学時代に所属していた部の合宿を思い出しました。

でも、それって30年ほど前のいわゆる昭和から平成初期のお話です。

懐かしく思いつつも、令和の現代において「大丈夫かな?」と、こちらがハラハラするような内容の合宿でもありました。

 

1日目の夜、道場代表の方と直接お話する機会を得ることができました。

「子どもたちはとても賢い。ある意味、ずる賢い、と言ってもよいかもしれない。安易に「休みたい」「辛い」と言ってそれを周りがあっさり認めると、その子の中で自分に対するリミット決めてしまう【成功体験】が成立してしまう。『あともう少し我慢すること』、『辛いことに耐えること』、『苦しいときこそあと一歩踏み出すこと』などの強い心を養ってほしいと願っている。その先に本当の喜びが自分たちの中で培われることを知ってほしい。」

私なりに、【子どもたちは自分にとって都合のよい己の限界を決めてしまう】ということなのかな、

と解釈をしました。

決して高圧的ではなく、穏やかに澄んだ目でそうお話してくれたこともあり、

私の中で妙な説得力を感じたいへん共感いたしました。

では、このことを勉強に置き換えたとき、どうだろうか???

 

「先生、わかりません!」「こんな難しい問題は私には無理です~」

確かに安易に私たちを頼ったり、すぐに解答を見ようとしたり、

挙句の果てにはあきらめたりする生徒って結構います(特に最近多い気がします💦)。

私自身そのような生徒さんに、「もう少し粘って取り組むよう」、「あきらめないで難問に立ち向かうよう」指導をしてきました。

そして、今もしております。

では、先ほどの代表のお考えはやはり正しいのか、、、🤔

 

一方で、本人の「限界」を他者が導き本人に知ってもらうことの難しさも感じております。

ハラスメントの撲滅やコンプライアンス遵守を徹底しなければならないこと、

そしてまた、何よりも子どもたちの「自己決定力」を育みたいという私自身の願いを考慮すると、

先ほどの代表のお考えは、、、う~ん、どうなのだろうか、、、🤔🤔

 

私自身の持ちうる知識と経験を中心にその子の特性などを踏まえて関わったときいつも感じてしまうのは、

それが本当にその子にとって適切な指導だったのか

こちらの一方的な想いや勝手な期待値を与えているだけではないか

今日の声がけはあれでよかったのだろうかあのときあの指導でよかったのだろうか

日々振り返り、反省ばかりです。

 

こういうときは、自分が大切にしていることをもう一度思い出すことにしてみます。それは…

【本人(相手)の気持ち・意思を大切にする】

本人(相手)が「どうしたいか」、「なぜそうしたいのか」、そして、「どうなりたいのか」…

このようなことを一緒に考えるようにします。でも、この問答も実はけっこう危うい💦

なぜなら、子どもによっては、

・うまく伝えられない(言語化できない)

・こちらが一方的にわかった体になっている(なかなか本音を出さない。出せない)

などということもあるあるなわけで、、、

だからこそ、私は一人ひとりの「発する言葉」「姿勢」「表情」「声のトーン」などなど、、、

可能な限りの本人(相手)の周辺に目を配るように努めます。

また、逆に私自身の思いや考えも、できる限り言語化して相手に伝えようと努めます。

とすると、結局大切なことは、、、、🤔🤔🤔

「何を伝えるか」以上に

「誰が伝えるか」ということなのかと。

私自身が子どもの剣道合宿でお世話になった代表から聞いた言葉に説得力を感じたのは、

お話の内容以上に「その方が発する言葉」であったからなのでしょう。

では、私がすべきことは!!!

この教室において、子どもたちの学びにおいて、

私自身が子どもたちに「説得力」を感じてもらいながら伝えられる人間になること

そのため、些細な事でもいいので日々私自身が学んでいきたい、と思っています。

 

「己の限界を知る」ことはとても難しい…

でも、「己の限界を知る」ことは絶対に大切!

そのことを本人自身が真摯に受け止められるようになってほしい。

きっとその先には大きな成長が待っているから… 

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